【読書】シリーズ本という金脈(低学年の読書)
保育園時代の子どもは、絵本や読み聞かせにあまり興味を示しませんでした。それよりもブロックなどのおもちゃがが好きで、ひとりでもくもくと遊んでいましたので、ラクでいいな~と見守っていました。(読み聞かせって親の忍耐が必要ですよね)
それでも小学校に入学してから、やはり本は読んだ方が良いと私が思い直し、図書館に通い、本を購入し、遅ればせながら読書を推奨してきました。そして気づいたのが、本が面白ければ子どもは読むということ!それはそう!
面白くて子どもが気に入り、文字の大きさ・長さや挿絵の多さが低学年にちょうどよい本を見つけるのはなかなか大変ですが、ちょうどいいシリーズものを見つけると、しばらくは読む本に困りません。私はそのようなシリーズものを「金脈」と呼んでいます。今回はうちの子(小2男子)にとっての金脈をご紹介します。
- 『かいけつゾロリ』 作・絵:原ゆたか
- 『キャベたまたんてい』 作:三田村信之 絵:宮本えつよし
- 『ミルキー杉山のあなたも名探偵』 作:杉山亮 絵:中川大輔
- 『なん者・にん者・ぬん者』 作:斉藤洋 絵:大沢幸子
- おわりに
『かいけつゾロリ』 作・絵:原ゆたか
言わずと知れた児童文学の金字塔、クラシックにして現役のレジェンド、それが『かいけつゾロリ』シリーズです。ポプラ社の公式サイトには「1987年の刊行から30年以上、年2冊を刊行し続け…」とあります。すごすぎる。2023年3月現在で72巻まで出ているようです。
私は大人になってから初めて読んだのですが、ゾロリはいたずらの天才で、優しくも頭が切れる、ややダーティーなヒーローなんですね。キャッチーで読みやすく、ワクワクする展開で、ダジャレあり、おならありで小学生に人気なのも納得の面白さです。
子どもは1年生の夏休みに、学童でゾロリを読み漁っていたようです。ゾロリの本を買うと既刊本一覧が載っている紙がついてきたので、読んだものにチェックを入れていました。そして子どもは、ゾロリで結構知識を得ているようです。世界三大珍味って知ってる?という話をしていたら、「トリュフは知ってるよ。ゾロリに出てきた。でもゾロリたちは毒きのこを食べちゃってた」と言っていました。
『キャベたまたんてい』 作:三田村信之 絵:宮本えつよし
キャベツのキャベたまたんていと、ゆかいな仲間たち(トマトちゃん、じゃがバタくん、ダイコンけいぶ、カボチャはかせ)が活躍する『キャベたまたんてい』シリーズ。宮本えつよしさんのサイトによれば、1998年から刊行されており、2023年3月現在、24巻まで出ているようです。
キャベたまたんていの住む町は住人も建物も野菜で、宇宙船に乗ってたこ焼きの星にいくなどファンタジー要素があり、そしてその名に違わず探偵読み物の要素もあります。クライマックスにはキャベたまたんていがキャベツの葉を飛ばします。おしりたんていでいうところのおならです。
字がとにかく大きくて挿絵がたくさんあり、表紙の裏などに迷路やパズルのページもあります。ぱっと見では分厚いのですが、本当に字が大きいので、低学年の子でも読みやすく、分厚い本を読み切れるという自信になるのではないでしょうか。
『ミルキー杉山のあなたも名探偵』 作:杉山亮 絵:中川大輔
探偵のミルキー杉山が、子どもたちや奥さん、仲間の探偵たちといろいろな事件を解決する『ミルキー杉山のあなたも名探偵』シリーズ。怪盗ムッシュやミス・ラビットなど、敵キャラも魅力的です。私も子どもの頃に大好きで読んでいました。偕成社の公式サイトによれば、2022年でシリーズ刊行30周年、2023年3月時点で22巻出ています。
このシリーズの特徴は、「事件編」と「解決編」に分かれていることです(本格推理小説!)。解決に必要なヒントはすべて「事件編」で示されており、さらにミルキーはのんびりしていてポンコツ気味な探偵なので、よく読んで挿絵もチェックすれば、小学生の子でもミルキーより先に謎を解くことができるかもしれません。一冊に2~3つの短いお話が収められているので、夜寝る前に1話だけ読むなど、キリよく読めます。
ミルキーと妻のたつ子はわけあって離れて暮らしているという設定、パイナップルを持っているおじさんやラーメンを食べている犬など頻出する謎のモブキャラ等、ディティールも楽しめます。ミルキーシリーズに詳しくなってきたら、ファンブック的な『ミルキー杉山のあなたも名探偵ガイドブック』も読んでほしいです。子どもは「これはあの巻のあの話に出てきたお宝だよ」等と覚えていました。
『なん者・にん者・ぬん者』 作:斉藤洋 絵:大沢幸子
戦国自体を舞台に、忍者見習いの「なん者」ひなた丸が活躍する『なん者・にん者・ぬん者』シリーズ。全15巻で完結しています。作者の斉藤洋さんは『ルドルフとイッパイアッテナ』などで有名ですね。
なん者が一人前になると「にん者」になり、さらに忍術を極めると「ぬん者」になります。1巻の最初では、ひなた丸は素早くねこの着ぐるみに着替える「ねことんの術」しか使えないのですが、巻を重ねるごとに使える忍術が増えて成長していきます。ことば遊びや繰り返しが楽しく、ひなた丸が忍術と機転でピンチを切り抜けるところがハラハラドキドキで、続きが読みたくなる作品です。時代物なので、「さよう」「お代官さま」「関所」など、普段の生活やメディアではあまり触れない言葉や言い回しが出てくるのも面白いのではないかと思います。
私が子どもの頃に大好きで読んでいたのですが、子どもも気に入ってくれたので嬉しいです。上に挙げた3つのシリーズと比べると字が小さくて多く、挿絵もやや少ないので、ひとりですらすら読めるのは中学年くらいかもしれません。我が家は私が読み聞かせをしています(なかなか大変です!)。
おわりに
字の大きさ・挿絵の多さ・話の長さなど、読みやすさで順序をつけると
キャベたまたんてい>ミルキー杉山≧かいけつゾロリ>>ひなた丸
だと思います。
それにしても、自分が子どもの頃に読んでいたシリーズを子どもも気に入って読んでいる様子を見ると、嬉しい~子育て最高~!と思いますね。逆に私が知らない面白い本を子どもが図書室で借りてくるのも面白いです。
お気に入りのシリーズを読み進めたら、次は同じ作者の別の本や、同じ出版社の別のシリーズなどをたどれば、新しいお気に入りを見つけられるのではないかと思います。私も金脈はまだまだ探しており、子ども成長と共に選択肢も広がるし、図書館で見かけて気になっているけどまだ読んでいないシリーズもあるので、色々開拓していきたいです。
【小学校】入学準備のあれこれ
職場の同僚に、4月から新1年生になる子の親御さんが数人いて、小学校の入学準備の話題になりました。準備しておけばよかったもの、やっておけばよかったことについて、振り返って書いてみます。
文房具
子どもが通っている学校では、児童間のもめごと防止のためなのか、「文房具はキャラクターや華美な装飾なしのシンプルなもの」と指定がありました。私が小1の女の子なら、サンリオとかSan-Xの文房具を使いたかったなと思い、ちょっと残念でした。文房具の購入はワクワクしますが、説明会等で学校の指定を確認してから購入する方が良いと思います。
あと鉛筆は4Bか2Bが基本で、これも驚きでした。手の側面が真っ黒になるのでは!?鉛筆は箱で買って名入れしてもらうのがいいと思います。我が家では、ほそ~いお名前シールを貼りましたが、あっという間にはがれて(子どもがはがしている可能性もあります)しまいました。
保育園や幼稚園でも名前書きの試練があったと思いますが、小学校でも同様で、2年生になっても九九カードに1枚ずつ名前を書く作業などがあったので、お名前スタンプを準備しておくとラクです。布やプラスチックにも押せるインクがおすすめです。
布もの
体操着袋、上履き袋、ランチョンマット袋など、様々な袋が必要になります。私はZOZOTOWNで購入しました。全部準備してやれやれと思っていると、年度の途中で「図工室への移動に使うのでA4の教科書が入る手提げ袋を準備してください」等の指令が出ました。
ぞうきんはすぐにボロボロになるし、なぜか突然必要になるので、常にストックを準備しておいた方がいいと思います。
上履きは毎週持ち帰って洗いますが、室内で使用しているとは思えないくらい汚れています。洗剤は、オキシクリーン、ウタマロ液体洗剤、粉末洗濯洗剤などいろいろ試しましたが、どれもあまり汚れ落ちが変わらないような気がするので、コスパ的な観点から、粉末洗濯洗剤を上履きに直接かけてブラシでなじませる→お湯につける→しばらくしてからこすり洗い、という方法に落ち着いています。
プリント整理
うちの小学校では、アプリやメールでの連絡もありますが、基本的にお知らせは紙で配られます。保存不要の読み物は読んで捨て、予定はその場ですぐカレンダーアプリにスケジュール入力し、親の提出物はすぐ書いて子どもに持たせるよう努力しています。(難なくできる人もいると思いますが、私は気合を入れないとできません)
入学直後は捨てない方がいい大切な書類が配布される場合があるので、じゃばら式のファイルに、学校、学童、PTAと分けて保存しました。
月間予定のお知らせなど、一時的に保存が必要で、都度出し入れが発生するが、時期が過ぎると捨ててもいい書類は、平置きできる書類ケース(4段くらいある)に入れておき、不要になったら捨てています。一番上には、提出が必要だけどすぐに書く気力がない紙、参加するか迷っているイベントの希望用紙などを置いて、忘れないようにしています。
学習環境
スペースの都合もありますが、我が家では学習机は購入しませんでした。子どもはリビングのローテーブルか、キッチンのダイニングテーブルで勉強をしています。教科書やドリル類は本棚に入れています。学習に必要なものがまとまっている環境ではありませんが、なんとかなっています。
工作の材料
図工などで、手ごろな紙箱、トイレットペーパーの芯、プリンやゼリーのカップが必要になります。これもまたなぜか急に必要になります。日ごろからストックしておくと良いと思います。
親の友達
捨ててはいけない大切なプリントを捨ててスケジュールがわからなくなったり、子どもが連絡帳を学校に忘れて明日の時間割と持ち物が分からなくなったり、といった事象が起こります。こういう時に気軽に聞けるママ友がいると心強いです。私は保育園時代はわりと孤高のママを貫いていましたが、小学校になると属する組織が増えて管理すべき情報が増えるので、お互いに情報の救済をしあうことが大切だと痛感しました。
また、子どもがお友達の家に遊びに行く等のイベントも増えてくるので、親子共々仲良くできるママ友がいると、日々が充実します。子どもは学校であったことなどを面倒くさがって話してくれないこともあるのですが、子どものお友達が見聞きした子どもの情報をママ経由で聞くことがありとても助かります。
学校や学童では、両親以外の緊急連絡先を登録する必要があります。私は近所に親戚がおらず、学童に関しては仲の良いママもいない状況だったので、少し話したことがある程度のママにお願いしましたが、緊張のあまり、連帯保証人になってもらうのかというくらいの差し迫った感じで頼んでしまいました。
我が子が小学校に通うこと、それは地域社会というコミュニティに再び組み込まれること……という気がしました。
PTA
入学前はPTAのことを恐れていましたが、うちの学校のPTAは、進んで役員をやってくださる方が多く、平会員の仕事は年イチの通学路パトロールのみです。役員のほかに、平会員による立候補制の「係」がありますが、役員が学校行事のサポートやPTA主催イベントの仕切りをやってくれるため、係はそれを手伝うのみでとても簡単です。新型コロナの影響もあり、連絡はメールが主なので、集まりもほとんどありません。本当に助かります……。
交通ルール、防犯意識、遊びの決まりの徹底
保育園は毎日親が送迎していましたが、小学校は自力で登下校するので、交通ルールを身につけてもらう必要があります。小学1年生は注意散漫で、よく突飛な動きをします。通学路を一緒に歩いてみて、交通量の多いところ、道が細いところ、街灯が少ないところなどをチェックして、道の端っこを歩くんだよ、ここは向こうの道から車が来るかもしれないから飛び出さないんだよ、等と教えてあげると良いと思います。
それから、知らない人についていかない等の防犯意識の醸成も必要です。そもそも「知らない人」の定義も難しいですよね。子どもは知らないけどお友達は知っているらしい近所の人は、知らない人に入るのか?教えることがたくさんある!
また、放課後など子どもだけで遊びに行くこともあります。1年生のうちは子どもだけの外遊びは禁止、遊ぶ公園と帰る時間を決めて絶対守るならOK、自転車はなしで徒歩で行ける範囲ならOK、公園のハシゴは禁止、など、おうちによってルールはまちまちだと思いますが、周りの様子を見つつ、子どもと話してルールを決めておいた方がいいと思います。キッズケータイを持っていた方がいいかなと思いつつも、我が家では基本的に放課後は学童で、子どもだけで外出することもまだあまりないため、持たせていません。
子どものメンタルケア
入学により環境が変わることは、大なり小なり、子どもにとってストレスであるようです。ママたちに話を聞くと、入学直後は楽しそうにしていたけど5月頃には毎朝登校前に泣いてしまうようになった子、入学から夏ごろまで学校になじめず気分がふさぎがちだった子などがいました。
うちの子も、冬休み明けの1月に「学校に行きたくない」と言い出しました。明確な解決法が見つけられず、子どもの話に耳を傾け、学校や学童の先生に相談し、原因と思われるものをなるべく取り除き、「今日は体育でサッカーをやるから行ってみよう」と楽しい予定でモチベーションを上げるなど、試行錯誤しました。どうしても行きたくないと朝からシクシク泣いていた日は、ついに1日休みました(私は在宅勤務)。翌日はケロっとして学校に行ったので、思い切って休んでよかったのかもしれません。
子どもや環境によって違うと思いますが、こういうことが起こりうるのだと身構えておくことをおすすめします。
雑多なことを(しかも有益な解決法を示さず)書いてしまいましたが、小学生はとっても楽しそうです。新しいお友達ができたり、休み時間に折り紙の作品を大量生産したり、上の学年の子に掃除のやりかたを教えてもらったり、給食で余ったデザートをめぐってジャンケンしたり、エピソードがどれも可愛いです。お子さんと親御さんの小学校ライフが楽しく充実したものになりますように。
【算数】きらめき算数脳
家庭学習のブログで知った、サピックス『きらめき算数脳』。子どもが小学1・2年生向けを1冊やり終えたので、感想です。
きらめき算数脳とは
『きらめき算数脳』は、パズルや図形問題など、楽しみながら考える力を育成する問題集で、ポップでキャッチーな紙面となっております。質の良い紙が使用されており、全ページカラー、シール、別冊解答解説付きで、2,090円と震えるお値段です。
算数の問題集なのに計算式はほとんど出てこず、イラストが多用されており、一見すると幼児向けの知育ドリルのようですが、平面・立体図形、条件を整理する問題、いろいろな場合を考える問題などがあり、難易度高めでどれも歯ごたえがあります。今気づいたのですが、裏表紙には「最高レベルの思考力問題をセレクト!」「今までの問題集では満足できなかったスーパーキッズのために」とあります。なんとスーパーキッズのための問題集だったようです。
ラインナップは、入学準備~1年生向け(かず・りょう/ずけい・いち)から始まり、小学1・2年生向け、小学2・3年生向け、小学3・4年生向け、小学4・5年生向けまであるようです。難しくて解けないと嫌になってしまうおそれがあるので、どれを買うか迷うようなら、下の学年向けを購入した方が良いかと思います。
Amazonで中のページのプレビューがありました。
我が家の取組み
難易度は星1つから3つまで三段階に分かれています。2年生の秋頃に購入して取り組んでみましたが、1ページ目から順番に星1→星2→星3と進めたところ、星3の問題で子どもが「難しい!もうやりたくない!」とイライラしてやめてしまいました。また、色鉛筆を使う問題がよく出てくるのですが、間違えた際に色鉛筆で塗ったところが消しゴムできれいに消せないという点もイライラの原因になったようです。
それからしばらく手を付けずにいましたが、1月に入ってからあらためて(おだてなだめすかして)星1に取り組んでみると……思ったより難しくない!前よりできるようになってる!というわけで、星1を全部やる→星2を全部やる→星3を全部やる、という順番で進めました。最初からこうすれば良かったですね。ただし、星3でもなんなく解ける問題や、その逆もありました。
色鉛筆部分が消せないという問題点は、ブロックや折り紙で手を動かして考えてから色塗りをしたり、鉛筆でメモをして答えがわかってから色塗りをするなどの方法で解決しました。細かいところで子どものストレスを取り除くのも大事だなと思いました。
わからない問題は、親が一緒に問題を読んで考えました。ただし、解答解説を見ても「なぜこうなるのか」を教えるのがとても難しいです。やはり一緒に手を動かして順番に考えるのが良いのではないかと思います。
子どもを見ていると、じっくり考えるのが楽しく、パズルみたいで解けると達成感があるようでした。面白さに気付いたのか、「なにか勉強しようか」と声をかけた時は、自ら本棚から『きらめき算数脳』を取り出してきていました。そしてスピードアップして取組み(ただし毎日ではありません)、1月中に1冊終えることができました。普段は数冊の問題集を並行して気が向いたときにのんびりやっているので、異例の速さです。2,090円が無駄にならなくてヨカッタ~。
1冊終えてみて
横から見ていて、問題文をしっかり読んで条件を把握すること、試行錯誤して・順序立てて考え、答えを導き出すことのいい練習になったのではないかと思います。夫(わりと勉強が好き)も、子どもに教えながら「これめっちゃいい問題集やと思う。1冊やったら力つくわ~」と言っていました。
難しいのにゲーム感覚でとっつきやすく、気づいたら難しい問題をじっくり考えている、解けると楽しい、というのが『きらめき算数脳』の特徴でしょうか。
ノっているうちに続けてできたらいいなと目論み、2・3年生向けの『きらめき算数脳』(2,090円)も購入しました。子どもが難しく感じるようなら、1・2年生向けと同様に、しばらく寝かせておいて再度トライしてみようと思います。考えることの楽しさを刷り込んでいきたいですね。
【ワーママ】我が家のタイムテーブル
我が家は夫、私、子どもの3人家族です。小学生のいる共働き家庭(うちの場合)タイムテーブルを書いてみたいと思います。
登場人物
私:会社員。通勤時間40分くらい。週1~2在宅ワーク。フルタイム。
夫:会社員。通勤時間1時間くらい。基本的に出社。フルタイム。残業少なめ。
子ども:小学2年生。通学時間徒歩7分くらい。学童から家までは徒歩15分。
6:30
私、起床(出社の場合)。身支度をする。ギリギリを攻めた起床時間です。
子どもが起きてきた場合は、子どもの朝ごはんの準備。朝ごはんの準備といっても、パンと飲み物、ヨーグルトまたは果物を出すだけです。私は一緒には朝食をとらず、会社で食べています(ごめん…)
7:05
私、出発。夫が起きてくる。子どもが起きていない場合は夫が起こして、朝ごはんと学校の支度(連絡帳へのサイン、体温の記入、持ち物チェック)をしているようです。
7:40
夫、出発。子どもは、ハンカチ等の準備、ランドセルの中身確認、歯磨き、トイレなど。身支度ができたら、テレビやYouTubeを見ているようです。
8:00
子ども、登校。エアコンや電気を切って、鍵をかけて出発です。2年生の秋ごろまでは夫が子どもを見送ってから出社していましたが、夫の勤務開始時間が早まったことで、夫が子どもより先に家を出て、子どもがひとりで登校するようになりました。遅刻等なくひとりで出発できていますが、たまに電気を切るのを忘れています。
登校班などはなく、ひとりでテクテク登校しています。近所の子と会うと合流しているようです。1年生の夏ごろまでは、夫が途中までついて行っていました。子どもは、途中の公園にある時計を見て「今日はちょっと遅れ気味だな~」と思ったら、そこから学校までダッシュしているとのこと。
私はこの頃に職場で勤務開始です。
14:00~15:00
子ども、学校から学童に移動。学校から学童までは少し離れていて、家と学童の中間地点に学校があります。学校の宿題のうち、音読以外は学童でやっています。
16:50
私、勤務終了。勤務時間内にムリヤリ仕事を終わらせています。突発の事象が発生しにくい仕事なので、なんとかなっています。学校で保護者会などがある場合は、私の方が夫より仕事の融通が利きやすいので、私が時間休を取って出席しています。
17:40
私、学童に子どもを迎えに行く。子どもは、のんびり身支度をして出てきます。お友達と帰りが同じになると、ワチャワチャしながら帰るので時間がかかります。私はお友達のパパやママと話すことになるので、毎度緊張します。何を話したらいいんでしょうね……。
帰り道、パン屋かコンビニで明日のパンを調達したり、ドラッグストアで必要なものを買ったりする場合があります。
18:00
私と子ども、帰宅。手洗いうがいと荷物の片づけをして、少し休憩。おやつ。晩ごはんの前に、おやつ!子どもは学童でおやつを食べているんですが、この時間になるとおなかが空いているらしく、私もヘトヘトなので晩ごはんを作るためのエネルギーとして、一緒におやつを食べています。まあ仕方ない!
学校からのおたより、宿題が終わっているかなどチェックします。たまに親の丸付けが必要な宿題があります。
平日の洗濯は在宅ワークの日に私がやっていますが、洗濯物がたまっている場合は、ここで洗濯をして、そのあと乾燥機にかけます。
18:30
私、晩ごはんの調理を開始。1週間の食料は、生協+週末にスーパーで調達しています。平日のうち2日は生協のお料理セットを調理していますが、私の疲れ具合によって、生協の冷凍食品・お店で食べて帰る・買って帰るなどの日もあります。
子どもはその間、ピアノ練習をしています。毎日10分くらいでしょうか。短くてもまあ、毎日やっているということで……。ピアノが終わって晩ごはんができるまでに時間があれば、ゲームをしています。
18:50
私と子ども、晩ごはん。私が先に食べ終わって暇なときは、食器を洗うか、子どもにクイズを出したりします。
夫が早く帰ってきた、もしくは晩ごはんのできあがりが遅くなった場合は、夫も一緒に食べます。夫が仕事等で遅くなる場合は私のワンオペになります。
19:30
子ども、音読の宿題。終わったらゲームをしています。ゲームの時間は1日トータル30分~1時間くらいでしょうか。ピアノの練習をすると30~40分くらいゲームができ、プラスアルファで勉強(10~15分くらい)をした場合は20~30分くらい追加でゲームをする権利が得られる、という制度にしています。
この間、私か夫が、食器洗いまたはお風呂の準備をします。乾燥または取り込んだ洗濯物があれば畳みます。
20:00
私または夫、子どもと入浴。
20:40
子ども、次の日の持ち物確認。終わったらのんびり。漫画、ブロックで何かを作る、テレビ、YouTube、勉強+ゲームなど。たまに時間があって3人揃っている日は、ボードゲームなどをやります。
21:00
子ども、歯磨きと寝る支度。時間があれば読書(読み聞かせまたは子どもひとりで読む)。読書時間をもっと設けたいのですが……。
21:30
私または夫、子どもと就寝。寝る前に今日学校であったことなどを話します。もうそろそろひとりで寝る練習をしなくてはと思っていますが、いまだに親と一緒に寝ており、そしてぬいぐるみも一緒に寝ています。ぬいぐるみは4体もいるのでベッドがギューギューです。子どもが寝付いてから私だけ起きる場合もありますが、子どもと一緒に朝まで寝ることもあります。
私または夫の起きている方は、終わっていない家事を片づけ、自由時間。
23:30
私、就寝(子どもと一緒に寝なかった場合)。
なんだか特にライフハック的要素もなく、面白味がなくてすみません。他の人のタイムテーブルのブログを読むのは楽しいですが、自分のは当たり前すぎるし客観視できないですね。
書いてみると時間に余裕がありそうですが、実際には帰宅時間が遅くなったり、ダラダラしてしまったりしてずれ込むことが多いです。保育園の頃に比べると、子どもが自分のことを自分でできるようになった分、今の方が楽といえばそうですが、学童に行っている限り、平日の帰宅後ってあんまり時間がないですね。でも学童で友達と遊んだり、工作をしたり、体を動かしたりしているのでいいかなと思います。親も子もぼちぼちやっていきます。
【地理】日本地図と入浴剤
我が家では、ひらがな、カタカナ、アルファベット、たしざんなど、覚える系のものはだいたいポスターを貼ることにより何とかしてきました。子どもがそれらを覚えた今でも様々なポスターを貼りっぱなしにしているので、文字だらけの耳なし芳一の部屋みたいになっています。(ズボラゆえの貼りっぱなしではありますが、ひらがな・カタカナは、きれいな字のお手本や、クイズ・パズルで五十音を確認するときに役立っています。)
子どもは2年生なのでまだ社会の授業は始まっていませんが、ざっくり都道府県を覚えられたらいいよねということで、お風呂に日本地図を貼ってみました。きっかけは入浴剤です。
冬にはバブなどの発泡入浴剤を買ってお風呂に入れていたのですが、Amazonのセールでバスクリンの「ここちバス 日本の名湯」を買ってみました。全国の温泉地をフィーチャーした入浴剤がアソートパックになったものです。
毎日子どもが1袋選んで入れています。子どもはにごり湯が面白いらしく、にごり湯のものを優先的に選ぶ傾向にあります。発泡のエンタメ性はありませんが、いろいろな温泉地を気分を味わうことができます。「これは熊本県の温泉だね」等と子どもに説明するときに、日本地図があるといいなと思い、お風呂に貼れる日本地図を購入しました。
岩崎デザイン企画「学べる日本地図 ジュニア」
都道府県がわかればいいかなと思っていましたが、主な山脈、河川、平野、盆地に加え、各県の名物や特産品が載っていて、社会の授業で習うポイントを押さえた地図のようです。海の幸も豊富。いろいろな種類のカニなどが載っています。イラストがたくさんで大変かわいく、入浴中に「桃は何県にあるでしょうか」等とクイズを出して楽しめます。大人も意外と知らないものがあります。子どもも「アマミノクロウサギ…どこだ!」と出題していましたが、それはわかるぞ!
ちなみに、私の出身地である岡山県には「フナ」とだけ載っていました。知らなかったのですが、岡山県の郷土料理に鮒飯(ふなめし)というものがあるようです。フナが岡山をレぺゼンするのか~そうか~
それから、1年位前にSwichソフトの桃鉄を買ったものの、子どもが「キングボンビーが怖いからやりたくない」と言ってやらなくなってしまいましたが、お風呂の日本地図で少し都道府県や名産品を覚えたことをきっかけに、またやってもいいかも~ということで、最近家族でやっています。地理も楽しんで覚えられるといいですね。
【親の勉強】漢検2級に合格しました。
子どもと同時に漢検を受けようと思い、私は2級を受けることにしました。私の勉強についても記録しておきます。
子どもの漢検受験はこちら。
受検のきっかけ
子どもの記事の方にも書きましたが、QuizKnockきっかけで漢検を受けることにしました。私は漢検を受けたことがありませんでしたが、QuizKnockのみなさんが「準1級は難しいけど2級はちょうどいい」と言っていたので、2級を受けることにしました。2級は高校卒業程度ということで、いけるでしょうと気楽に考えていましたが、受検申し込み時に検定料が4,500円であることに気付き、プレッシャーに震えました。なお、子どもが受けた9級の検定料は2,500円でした。
勉強方法
①『漢検2級 漢字学習ステップ』
まずは出題範囲の漢字を学ぶところから始めようと、公式の問題集を買ってきました。勉強を始めたのは9月に入ってからだったと思います(試験日は10月下旬)。
漢字学習ステップは、1セクションごとにまず漢字5文字の説明があり、その漢字を主として、実際の出題形式(読み、書き、部首、送り仮名、対義語・類義語、同音・同訓異字、熟語の構成、四字熟語、誤字訂正)のうち5種類くらいの問題が載っています。しかし当然ながら、冒頭で習った漢字5文字以外に知らない漢字が多数出題されます。なんなら冒頭の漢字も書けないのがある。本当に高校卒業までに習った?
たとえば、漢字の勉強を始めた頃に見たジャニーズの舞台「DREAM BOYS」では、頭蓋骨の病気(脳の病気ではなく頭蓋骨の病気です)が重要な意味を持つのですが、頭蓋骨の「蓋」って書けないな…と思いました。
問題集は2周くらいやるかもしれないし、と思い、直接書き込まずにノートに答えを書いていきました。が、時間的に2周するのは無理だと早々にわかったので、間違えた問題に印をつけ、2周目はそれだけやりました。知らなかった熟語はgoo辞書で検索して意味を調べ、書けなかった漢字はノートの余白に書いて練習しました。とめはねはらいなども細かくチェックされるとのことだったので、丁寧に書くよう心掛けました。
部首は試験の数日前に、漢字ペディアの部首索引を見て、特徴的なものや間違えそうなものを書き出して集中的に覚えました。たとえば「舞」の部首は下半分の「タヰ」みたいな部分で「まいあし」という部首名だそうです。恋のマイアシ、と覚えました。
②「漢検2級-漢字検定問題集」アプリ
「漢検2級 - 漢字検定問題集」をApp Storeで (apple.com)
家で机に向かう時間があまりとれないので、通勤時にアプリで勉強することにしました。漢検対策アプリはけっこうたくさんあるようですが、無料(広告あり)で、レビュー数がそこそこ多くて評価も良いものを選びました。問題数が多く、出題形式ごとに分かれているので、苦手な形式(四字熟語など)を集中して対策できる点が良かったです。
書き問題はスマホ画面に手書きする形式で解答します。書いているうちに指が攣りそうになったので、スマホ用のタッチペンがあればよかったです。部首や対義語・類義語などは選択肢を選ぶ形式ですが、四択だとすぐわかってしまうので、選択肢を隠して答えを考える方がいいかもしれません。
勉強の楽しみと知らない言葉
私は学生時代にシンプル暗記の穴埋めテストが大好きだったのですが、漢検の勉強はそれを彷彿とさせる楽しさがありました。パパっと回答できる時の満足感はもちろん、う~んう~ん…もう少しで思い出せそう…と唸って考えている間に、脳裏にぼんやりと漢字が浮かんでくる感じ、関係のある語や部首などをいくつか書いているうちにピンときて、答えがくっきりと目の前に現れる感覚がたまりません。もちろん思い出せないこともありますが、思い出せなくて悔しかった!という気持ちとセットにして覚えると次からは忘れにくくなるような気がします。
それから、知らない言葉がたくさんあるという気づきがありました。特に四字熟語は見たことのないものがザクザク出てくるので苦戦しました。印象的だったものをいくつか挙げておきます。
『輪禍』……災いが輪廻のように巡るとか?
意味:自動車や電車などにひかれたりはねられたりする災難。(使いどころが少ない)
『仙境』……仙人のような悟りの境地のことか…?
意味:仙人が住むという所。(封神演義でしか見たことないな)
『袖手傍観』……後方腕組み彼氏面のこと!?
意味:手をこまねいて、ただ何もせずに傍で見ていること。(後方腕組み彼氏面ではなかった)
受検当日と結果
過去問は①の問題集の最後についていたものを解いただけでしたが、だいたい9割くらい正解できたので、いけるでしょうという気持ちで試験に臨みました。本番もまあだいたい9割くらいできたでしょうという感じでした。最後の1問で「法廷でコクビャクを争う」という問題が出ました。わからないので様々なコクとビャクを書き出し、組み合わせて解答欄を埋めましたが、正解は「黒白」とのことでした。知ってる漢字と知ってる漢字!ク、クヤシイ~!もう一生忘れません。
12月初旬に合格通知が送付されてきました。私の賞状は子どもが読み上げて授与してくれました。子どもより私の方が正答率が低かったので、子どもが「ママに勝った!」と喜んでいました。ママもまあまあがんばったのだが……
それにしても、久しぶりの試験勉強は楽しかったです。漢検2級は、勉強すればするだけ知識がついて、「できるようになってきている」という手応えを得るのにちょうどいい難易度だと思いました。日々の生活の中で勉強時間を捻出するのが大変だったのですが、私が勉強していると、子どもが「ぼくもやろう」とやり始めることがわかりました。率先垂範というやつですね。これからも子どもと一緒に勉強していきたいです。
【漢字】小2、漢検9級に合格しました。
小学2年生の子どもが2022年10月に漢字検定9級を受け、合格しました。
9級の出題範囲は小学2年生までに習う漢字なので、学年相当ではありますが、勉強法などについて記録しておきたいと思います。
受検のきっかけ
我が家はみんな、YouTubeでQuizKnockの動画を楽しく見ています。QuizKnockには漢字をテーマにした動画がたくさんあり、中でも出演者の山本祥彰さんは特に漢字が得意で、漢検1級に合格されています。子どもと「山本さん、難しい漢字が書けてかっこいいね~!漢検ってのがあるんだね~」と話しているうちに、子どもと私で受けてみるのはどうか?と思うようになりました。子どもも「ぼく漢字好きだし受かるかも。受かったら賞状がもらえるのかな?」とやぶさかではない様子でした。いいぞいいぞ。ちなみに私も漢検を受けたことがなかったのですが、2級(高校卒業程度)なら余裕でしょ!と思い受検することにしました。私の勉強については別途書きたいと思います。
家庭学習で使用した教材
①『ナゾトキ学習かん字ドリル』
学校で習った漢字の復習と、まだ習っていない漢字の習得のために、こちらのドリルを使用しました。
良いところ
・1ページで取り上げる漢字は2文字というゆとりのある構成で、のびのび書ける。
・漢字の穴埋め文がちょっとした雑学になっていて、子どもの興味を惹く。雑学とセットで漢字の用例を覚えることができる。
子どもは文章を音読しながら書いていて、「ママ!シラスが成長するとイワシになるんだって!」等と教えてくれました。私も雑学は大好き。
・まとめテストの代わりに、合間に漢字や言葉のナゾトキページ(わりとナゾトキの難易度高め)がある。習った漢字を使って問題を解く。
子どもは、やる気が出ないときにはナゾトキだけやっていました。
熟語をゴリゴリ書いて語彙を増やすタイプのドリルではないですが、楽しく漢字を覚えるには役立ったと思います。
しかしこのドリル、小学館のまなびWithという通信教育の派生商品のようですが、まなびWithはすでにサービス終了してしまい、ドリルも小学館の公式通販では在庫なしになっています(Amazonなどでは購入可能です)。残念…
2年生の夏休み頃に始めて(やったりやらなかったり)、9月後半ごろから1日3ページくらい取り組み、10月中旬までには全部終わらせました。
②『漢検9級 過去問題集』
①のドリルと並行して、漢検協会の公式過去問題集にも取り組みました。公式なのでこれやっときゃええやろという安心感があります。
ひたすらに過去問。問題の形式に慣れるとともに、書き順やとめはねはらいの問題は同じものが何回も出るな~とか、傾向がわかったので良かったです。
夏休み中、学童で気が向いたときに1日1回分くらいやっていたような気がします。帰宅して私が丸付けし、間違えたところを指摘。子ども、指摘すると悔しがったり怒ったり。だいたい合っているけど雑に書いていて、とめはねはらい、突き出る・突き出ないが曖昧だったり、そもそも字が汚くて読めなかったり、問題文をよく読まず間違えたり…
「丸付けする人が読めるようにていねいに書くんだよ!」
「全部終わったら見直しするんだよ!見直しってダルいけど、やらないとあとで絶対後悔するからね」
と口を酸っぱくして言いました。見直しの習慣はもう一生ものだから、大人になっても大事だから…
とはいえ、いつも間違いより正解の方が多かったので、「マルの方が多いから大丈夫だよ〜間違えたところもいま覚えたらいいんだよ〜」と声掛けするようにしました。
③間違えたところ問題(手作り)
私の時間と心に余裕があるときに、間違えたところや怪しいところをまとめた手製の問題を作りました。子どもの様子を見るに、漢字を知らない・書きなれていないのではなく、問題として出てきたときにぱっと書けないようだったので、書き練習より問題形式の方がいいかなと考えた次第です。
大人としてはどれが2年生までに習う漢字かいまいちわからないのですが、ドリルや過去問を参考に問題文を作ります。というとすごく手間をかけたように聞こえますが、実際には10ページ分も作ってません。でも子どもは気に入ったらしく、ママの問題もっと作ってほしいな~と言っていました。おお、母さんがこさえた問題が好きなのかい。
子ども、「原」という字が思い出せないときに、本棚に並んだ『かいけつゾロリ』の背表紙を見て、「作者の原ゆたかさんの『原』だ!」と気づいて書けたようです。同様に、「谷」は谷川俊太郎さんに救われていました。本番では使えない手だけど、こういう経験がフックになって記憶が定着するといいですね。
④『漢検9級 実物大過去問』
②の過去問をやり終えてしまったので、本番の10日前くらいに実物大過去問を買い、時間を計ってやってみました。子どもは学校のテスト以外の試験を受けるのが初めてだったので、「合図があるまで問題は開かないんだよ」「鉛筆や消しゴムを落としてしまったら、自分で拾わずに手を挙げて係の人に助けてもらうんだよ」などと試験のいろはを説明しました。
ちなみにこの過去問はページを点線で切り取る形式だったので、子どもがやたらと切り取りたがっていました。そしてページを全部切り取ったのちに捨ててしまったので、写真はありません。
過去問で9割は取れていたので、子どもには、本番も大丈夫!緊張せずにやろうね、と伝えました。
受検当日
漢検は申込時に同じ住所の人がいたら、同じ会場にしてもらえるようです。私も同日に同会場で受検でしたが、私の方が時間が先だったので、子どもは夫に連れて出てもらうことに。8,9,10級を受ける子たちが同じ時間に同じ部屋で受検するようになっていて、子どもは緊張した面持ちで、同じく緊張した面持ちのキッズとともに部屋に入っていきました。がんばれ~!親は待合室があったので、終わるまで待機。途中で係の方が待合室までやってきて「みんな緊張していますが、すごく真剣にやっていますよ」と教えてくれました。
終わってみると、ひとつ書けなかった漢字があったけど、あとはまあまあできたとのこと。9級は問題と解答がセットになっていて書き込んで提出する方式なので、問題用紙は手元に残りません。なので自己採点はできませんが、緊張から解放されて、満足そうにしていたので良かったです。
子どもは「本番でもページを切り取るのかと思ったけど、切り取らなかったんだよね。切り取りたかったな~」と言っていました。切り取りは楽しいものな。
合格通知
12月初旬に通知が郵送されてきました。見事合格~!得点などが記載された冊子に立派な賞状がつづられていて、子どもに頼まれて授与式を行いました。賞状ってやっぱり子どもに刺さるものなんですね。
賞状をもらってご満悦な子ども、「ぼく、漢字得意かも。もっと上の級も受けたいな」とのこと。お手本のような感想!
親としては、試験日までに計画を立てて出題範囲をコツコツ勉強するという、これからたくさんやってくるであろう試験ルーティーンを経験することができて良かったと思います。そして何より「漢字得意かも」という自信が得られたのが嬉しいですね。良かった良かった。