ペンギン・ダイアリー

小学生男子の学びと遊び、ワーママの記録

【小学校】入学準備のあれこれ

職場の同僚に、4月から新1年生になる子の親御さんが数人いて、小学校の入学準備の話題になりました。準備しておけばよかったもの、やっておけばよかったことについて、振り返って書いてみます。

 

文房具

子どもが通っている学校では、児童間のもめごと防止のためなのか、「文房具はキャラクターや華美な装飾なしのシンプルなもの」と指定がありました。私が小1の女の子なら、サンリオとかSan-Xの文房具を使いたかったなと思い、ちょっと残念でした。文房具の購入はワクワクしますが、説明会等で学校の指定を確認してから購入する方が良いと思います。

あと鉛筆は4Bか2Bが基本で、これも驚きでした。手の側面が真っ黒になるのでは!?鉛筆は箱で買って名入れしてもらうのがいいと思います。我が家では、ほそ~いお名前シールを貼りましたが、あっという間にはがれて(子どもがはがしている可能性もあります)しまいました。

保育園や幼稚園でも名前書きの試練があったと思いますが、小学校でも同様で、2年生になっても九九カードに1枚ずつ名前を書く作業などがあったので、お名前スタンプを準備しておくとラクです。布やプラスチックにも押せるインクがおすすめです。

 

布もの

体操着袋、上履き袋、ランチョンマット袋など、様々な袋が必要になります。私はZOZOTOWNで購入しました。全部準備してやれやれと思っていると、年度の途中で「図工室への移動に使うのでA4の教科書が入る手提げ袋を準備してください」等の指令が出ました。

ぞうきんはすぐにボロボロになるし、なぜか突然必要になるので、常にストックを準備しておいた方がいいと思います。

上履きは毎週持ち帰って洗いますが、室内で使用しているとは思えないくらい汚れています。洗剤は、オキシクリーン、ウタマロ液体洗剤、粉末洗濯洗剤などいろいろ試しましたが、どれもあまり汚れ落ちが変わらないような気がするので、コスパ的な観点から、粉末洗濯洗剤を上履きに直接かけてブラシでなじませる→お湯につける→しばらくしてからこすり洗い、という方法に落ち着いています。

 

プリント整理

うちの小学校では、アプリやメールでの連絡もありますが、基本的にお知らせは紙で配られます。保存不要の読み物は読んで捨て、予定はその場ですぐカレンダーアプリにスケジュール入力し、親の提出物はすぐ書いて子どもに持たせるよう努力しています。(難なくできる人もいると思いますが、私は気合を入れないとできません)

入学直後は捨てない方がいい大切な書類が配布される場合があるので、じゃばら式のファイルに、学校、学童、PTAと分けて保存しました。

月間予定のお知らせなど、一時的に保存が必要で、都度出し入れが発生するが、時期が過ぎると捨ててもいい書類は、平置きできる書類ケース(4段くらいある)に入れておき、不要になったら捨てています。一番上には、提出が必要だけどすぐに書く気力がない紙、参加するか迷っているイベントの希望用紙などを置いて、忘れないようにしています。

 

学習環境

スペースの都合もありますが、我が家では学習机は購入しませんでした。子どもはリビングのローテーブルか、キッチンのダイニングテーブルで勉強をしています。教科書やドリル類は本棚に入れています。学習に必要なものがまとまっている環境ではありませんが、なんとかなっています。

 

工作の材料

図工などで、手ごろな紙箱、トイレットペーパーの芯、プリンやゼリーのカップが必要になります。これもまたなぜか急に必要になります。日ごろからストックしておくと良いと思います。

 

親の友達

捨ててはいけない大切なプリントを捨ててスケジュールがわからなくなったり、子どもが連絡帳を学校に忘れて明日の時間割と持ち物が分からなくなったり、といった事象が起こります。こういう時に気軽に聞けるママ友がいると心強いです。私は保育園時代はわりと孤高のママを貫いていましたが、小学校になると属する組織が増えて管理すべき情報が増えるので、お互いに情報の救済をしあうことが大切だと痛感しました。

また、子どもがお友達の家に遊びに行く等のイベントも増えてくるので、親子共々仲良くできるママ友がいると、日々が充実します。子どもは学校であったことなどを面倒くさがって話してくれないこともあるのですが、子どものお友達が見聞きした子どもの情報をママ経由で聞くことがありとても助かります。

学校や学童では、両親以外の緊急連絡先を登録する必要があります。私は近所に親戚がおらず、学童に関しては仲の良いママもいない状況だったので、少し話したことがある程度のママにお願いしましたが、緊張のあまり、連帯保証人になってもらうのかというくらいの差し迫った感じで頼んでしまいました。

我が子が小学校に通うこと、それは地域社会というコミュニティに再び組み込まれること……という気がしました。

 

PTA

入学前はPTAのことを恐れていましたが、うちの学校のPTAは、進んで役員をやってくださる方が多く、平会員の仕事は年イチの通学路パトロールのみです。役員のほかに、平会員による立候補制の「係」がありますが、役員が学校行事のサポートやPTA主催イベントの仕切りをやってくれるため、係はそれを手伝うのみでとても簡単です。新型コロナの影響もあり、連絡はメールが主なので、集まりもほとんどありません。本当に助かります……。

 

交通ルール、防犯意識、遊びの決まりの徹底

保育園は毎日親が送迎していましたが、小学校は自力で登下校するので、交通ルールを身につけてもらう必要があります。小学1年生は注意散漫で、よく突飛な動きをします。通学路を一緒に歩いてみて、交通量の多いところ、道が細いところ、街灯が少ないところなどをチェックして、道の端っこを歩くんだよ、ここは向こうの道から車が来るかもしれないから飛び出さないんだよ、等と教えてあげると良いと思います。

それから、知らない人についていかない等の防犯意識の醸成も必要です。そもそも「知らない人」の定義も難しいですよね。子どもは知らないけどお友達は知っているらしい近所の人は、知らない人に入るのか?教えることがたくさんある!

また、放課後など子どもだけで遊びに行くこともあります。1年生のうちは子どもだけの外遊びは禁止、遊ぶ公園と帰る時間を決めて絶対守るならOK、自転車はなしで徒歩で行ける範囲ならOK、公園のハシゴは禁止、など、おうちによってルールはまちまちだと思いますが、周りの様子を見つつ、子どもと話してルールを決めておいた方がいいと思います。キッズケータイを持っていた方がいいかなと思いつつも、我が家では基本的に放課後は学童で、子どもだけで外出することもまだあまりないため、持たせていません。

 

子どものメンタルケア

入学により環境が変わることは、大なり小なり、子どもにとってストレスであるようです。ママたちに話を聞くと、入学直後は楽しそうにしていたけど5月頃には毎朝登校前に泣いてしまうようになった子、入学から夏ごろまで学校になじめず気分がふさぎがちだった子などがいました。

うちの子も、冬休み明けの1月に「学校に行きたくない」と言い出しました。明確な解決法が見つけられず、子どもの話に耳を傾け、学校や学童の先生に相談し、原因と思われるものをなるべく取り除き、「今日は体育でサッカーをやるから行ってみよう」と楽しい予定でモチベーションを上げるなど、試行錯誤しました。どうしても行きたくないと朝からシクシク泣いていた日は、ついに1日休みました(私は在宅勤務)。翌日はケロっとして学校に行ったので、思い切って休んでよかったのかもしれません。

子どもや環境によって違うと思いますが、こういうことが起こりうるのだと身構えておくことをおすすめします。

 

雑多なことを(しかも有益な解決法を示さず)書いてしまいましたが、小学生はとっても楽しそうです。新しいお友達ができたり、休み時間に折り紙の作品を大量生産したり、上の学年の子に掃除のやりかたを教えてもらったり、給食で余ったデザートをめぐってジャンケンしたり、エピソードがどれも可愛いです。お子さんと親御さんの小学校ライフが楽しく充実したものになりますように。